この記事では、絵本の「ねえねえあのね」について紹介しています。
この絵本を読むと、子どもから、ふとした瞬間に「だいすき」という言葉が出てくるようになります。
ねえねえあのねの基本情報
ねえねえあのねの基本情報を紹介します。
タイトル | ねえねえ あのね |
著者 | 作/しもかわら ゆみ |
出版社 | 発行所/株式会社 講談社 |
出版日 | 2020年2月18日 |
ねえねえあのねのあらすじ
ねえねえあのねのあらすじを紹介します。
ひよこちゃんがね
ぴよぴよ あのね
ねずみさん だいすきよ。ねずみさん うれしくて
ちゅうちゅう あのね
出展:ねえねえ あのね
あひるさん だいすき。
ねえねえあのねを読んだときの反応
ねえねえあのねを読んだときの子どもの反応を紹介します。
- 「だいすき」と言われることがうれしいことだとわかるようになる
- ふとした瞬間に「だいすき」が出てくる
- 動物の見た目・名前・鳴き声がわかるようになる
それぞれについて、詳しく説明します。
「だいすき」と言われることがうれしいことだとわかるようになる
一つ目は、「だいすき」と言われることがうれしいことだとわかるようになります。
絵本のストーリーは、ある動物が「だいすき」を耳元でささやき、それを聞いてうれしくなった動物が別の動物の耳元で「だいすき」をささやく、という流れになっています。
あらすじで紹介したように、ひよこさんがねずみさんの耳元でだいすきを伝え、それをきいてうれしくなったねずみさんが、あひるさんの耳元でだいすきを伝える、というものです。
なぜ、「だいすき」と言われることがうれしいことだとわかるかというと、「だいすき」と言われたそれぞれの動物が、本当にうれしそうに描写されているためです。
動物はリアルに描かれていますが、表情豊かで、からだ全体でうれしさを表現しており、「だいすき」と言われて飛び跳ねるように喜んでいます。
『ねずみさん、だいすきって言われてうれしそうだね。』と、絵本を読みながら子どもに伝えることで、子どもは「だいすき」と言われることがうれしいことだとわかるようになります。
「だいすき」と言われることがうれしいことだ、と伝われば、二つ目の反応も期待できます。
ふとした瞬間に「だいすき」が出てくる
この絵本を読んだ時の子どもの反応の二つ目は、ふとした瞬間に「だいすき」が出てくる、ということです。
絵本を読んだ時の反応の一つ目で紹介した通り、この絵本を読むと、「だいすき」と言われることがうれしいことだとわかるようになります。
子どもからすれば、「だいすき」と言うと相手が喜ぶことがわかるので、相手を喜ばせるために「だいすき」と言うことができるようになります。
この絵本を読んだ後はもちろんですが、ふとした瞬間に「だいすき」が出てくるようになります。
「だいすき」が出てくるタイミングは、私の子どもの場合はよくわかりません。
脈絡なく「だいすき」が出てくるので戸惑いますが、親としては、子どもから「だいすき」と言ってもらえると、とても愛おしく感じます。
一方で、注意点もあります。
私の子どもの場合、「だいすき」と言えば許されると思ってしまうのか、悪いことをしたときや自分の都合が悪いときに「だいすき」でごまかすようになりました。4歳頃からです。
そういうときは、しっかりと、『だいすきっていう言葉でごまかしたらダメだよ』と伝えるようにしています。
動物の見た目・名前・鳴き声がわかるようになる
この絵本を読んだ時の子どもの反応の三つ目は、動物の見た目・名前・鳴き声がわかるようになります。
絵本に登場する動物は5種類です。
種類は多くはないですが、それぞれがだいすきと言われ、だいすきと言うことが表現されているため、少ないとは感じません。
もちろん、もっと多くの動物がだいすきと言われて喜んでいる姿を見たい、というのはありますが・・・
見た目・名前・鳴き声が一致する具体的な例としては、
- ひよこちゃんなら、「ぴよぴよ あのね」
- ねずみさんなら、「ちゅうちゅう あのね」
といったように、だいすきを言う前に鳴き声が入るようになっています。
これによって、見た目・名前・鳴き声が一致するようになります。
まとめ|【絵本】ねえねえあのねレビュー
この記事では、絵本の「ねえねえ あのね」について紹介しました。
「ねえねえ あのね」を読んだときの子どもの反応についてまとめます。
ポイント
- 「だいすき」と言われることがうれしいことだとわかるようになる
- ふとした瞬間に「だいすき」が出てくる
- 動物の見た目・名前・鳴き声がわかるようになる