在宅勤務が増えてきたので、リモート会議用イヤホンマイクを新調したいが、何を選べばよいかわからない。
そんなお悩みを解決します。
本記事では、リモート会議用イヤホンマイクの選び方を説明します。
リモート会議に合うイヤホンマイクを選ぶことができれば、長時間でも快適にリモート会議へ参加できます。
在宅勤務|リモート会議用イヤホンマイクの選び方
結論を最初に述べます。
在宅勤務でのリモート会議用イヤホンマイクは、以下をおすすめします。
- 装着方法は、オープンイヤー型(開放型)
- 接続方法は、Bluetooth接続
多くの製品があり迷うと思います。
色々な種類の製品の中でも、「オープンイヤー型」で「Bluetooth接続」のイヤホンマイクをお持ちでなければ、一つ持っておくと便利ですよ。
リモート会議の特徴
イヤホンマイクの選び方の説明の前に、リモート会議の特徴について説明します。
リモート会議には、以下の特徴があります。
- 長時間の会議で、「耳が疲れる」
- 自宅、会社などで、「色々な場所・端末から接続する」
リモート会議用のイヤホンは、耳への負担が少ないほうが良いです。耳が痛くなってリモート会議に集中して参加できないことは避けたいですよね。
5分程度のミーティングであれば問題ないですが、1時間~2時間と長時間に及ぶ会議や、1時間×3つの会議などで「耳が疲れる」というご経験はないでしょうか。
負担の少ないイヤホンを選んで、長時間のリモート会議を乗り切りましょう。
リモート会議用端末は、どこで参加するにしてもなるべく同じ環境にしたほうが良いです。
会議に参加する場所ごとにリモート会議用端末の接続構成を変えてしまうと、セッティングに時間がかかってしまいます。セッティングに時間がかかると、会議が詰まっているときは開始時刻に間に合わなくなることもあります。
在宅勤務と出社勤務を組み合わせているハイブリッド型勤務だと、自宅・会社の両方からの参加がありますし、会社の場合は自席だけでなく会議室A、会議室B…と様々な場所からの参加になりますよね。
場所に左右されない、リモート会議用端末の接続構成を作ってスムーズに会議へ参加しましょう。
とはいえ、イヤホンを接続する端末を変えなければならないこともありますよね。
- 通常はパソコンからリモート会議に参加しているが、外出先からリモート会議に参加するためのスマホ利用時にイヤホンの接続先を変えた
- 通常はタブレットからからリモート会議に参加しているが、タブレットの充電がなくなったためスマホに端末を変える際にイヤホンの接続先を変えた
- 通常はスマホからリモート会議に参加しているが、PCからリモート会議に参加するためにイヤホンの接続先を変えた
有線のイヤホンだと、端末のイヤホンジャックの形状によって使えない場合がありますが、Bluetoothのイヤホンなら、端末にBluetoothの機能が付いていれば利用可能です。
リモート会議用イヤホンマイクはオープンイヤー型がおすすめ
在宅勤務でのリモート会議用イヤホンマイクは、オープンイヤー型(開放型)をおすすめします。
おすすめ理由を説明する前に、耳への装着方法について説明します。
耳への装着方法は、大きく2種類あります。耳にぴったりフィットするかしないかです。
- 耳にぴったりフィットする装着方法=カナル型(密閉型)
- 耳にぴったりフィットしない装着方法=オープンイヤー型(開放型)
カナル型(密閉型)は、「イヤーピース」を用いて耳栓のように耳の奥まで差し込むタイプの装着方法です。
密閉型というだけあって、周囲へ音漏れしにくく、大音量でも周囲に迷惑をかけづらいです。また、周囲の雑音が入りづらいため、音楽を聴くのに集中することができます。
さらに、イヤホンが外れにくいというメリットがあります。耳にぴったりフィットするタイプの装着方法のためです。歩きながらでも安心して利用することができます。
オープンイヤー型(開放型)は、耳の入り口にはめるタイプの装着方法です。
周囲へ音漏れすることがあり、公共交通機関で大音量で利用する際は注意が必要です。また、周囲の音を完全に遮断できないため、雑音が多い場所で利用する際はイヤホンからの音を聞き取りづらいです。
さらに、イヤホンが外れやすいです。耳の入り口にはめるタイプの装着方法のためです。左右が完全に独立しているタイプのイヤホンだと、歩きながら利用する際は揺れや衝撃で外れてしまうことがあります。
並べて書くと、オープンイヤー型(開放型)はデメリットだらけに見えますが、在宅勤務においてはこれらのデメリットがすべて打ち消されます。
- デメリット|周囲への音漏れ → 自宅のため、問題ない
- デメリット|周囲の雑音で音が聞き取りづらい → 屋外に比べて自宅は雑音が少ないため、問題ない
- デメリット|外れやすい → 外れることによる紛失のリスクがないため、問題ない
オープンイヤー型(開放型)をおすすめする一番の理由は、「耳が疲れにくい」からです。
カナル型(密閉型)は、耳を圧迫してしまい、長時間利用し続けると耳が疲れてしまいます。
耳が疲れにくいオープンイヤー型(開放型)のイヤホンマイクで、長時間のリモート会議を乗り切りましょう。
リモート会議用イヤホンマイクはBluetoothがおすすめ
在宅勤務でのリモート会議用イヤホンマイクは、Bluetooth接続のものをおすすめします。
おすすめ理由を説明する前に、端末への接続方法について説明します。
端末への接続方法は、大きく2種類あります。無線か有線かです。
- 無線での接続=端末とイヤホンマイクの間にケーブル(線)が無い接続
- 有線での接続=端末とイヤホンマイクの間にケーブル(線)が有る接続
無線での接続方法は、大きく2種類あります。BluetoothかUSBレシーバかです。
- Bluetooth:端末にBluetooth機能が搭載されていれば利用可能。スマホ・タブレットは標準搭載。最近のPCは標準搭載のものが多い。
- USBレシーバ:PCのUSBポートにレシーバを差し込んで利用する。PCにBluetooth機能が搭載されていなくても利用可能。
有線での接続方法は、大きく4種類あります。端末側のイヤホンケーブルの差込口の形状によります。
イヤホンといえばイヤホンジャックに差し込む3.5mmミニプラグのイメージが強いですが、PC/iPhone/Androidで形状が異なります。
- イヤホンジャック:大体の端末についている(iPhone, iPadにはついていないものもある)
- Lightning:主にiPhone, iPad
- USB Type-C:主にAndroid
- USB Type-A:主にPC
端末への接続方法で無線(Bluetooth)をおすすめする理由は、端末側のイヤホンケーブル差込口の形状によらず接続ができるからです。
- プライベートで利用しているスマホはiPhoneだけど、仕事で利用しているスマホはAndroidで、コネクタ形状が違うから使い回せない。
- どうせ買うならどっちでも使えるほうが良い。
こんな方にはBluetoothがおすすめできます。
イヤホンマイクを接続する端末がずっと同じであれば、Bluetooth以外の選択肢も出てきます。
在宅勤務|リモート会議用イヤホンマイクのおすすめ6選
ここからはリモート会議用イヤホンマイクのおすすめを紹介していきます。
おすすめのポイントは「オープンイヤー型」で「Bluetooth接続」のイヤホンマイクです。それでは見ていきましょう。
左右一体型|リモート会議用イヤホンマイク
オープンイヤー型のBluetoothのイヤホンの中でも、まずは左右一体型のイヤホンを紹介します。
左右一体型の特徴は、左右が線でつながっていることです。
左右が線でつながっているメリットは、片耳だけはずしても無くしたり置き忘れたりすることがありません。
チャイムが鳴った時や、誰かに話しかけられた時など、片耳だけ外したいタイミングがありますよね。
左右一体型なら安心して片耳だけ外すことができます。
もう一つの特徴は、マイクが口の近くにあることです。
マイクが口の近くにあると、相手にクリアな音声を届けやすくなります。
リモート会議で自分の声が相手にうまく届かないと、何度も聞き返されたりします。
マイクの位置も微調整できるので、口元にマイクを持ってくることでよりクリアな音声を届けることもできますよ。
ソニーのオープンイヤー型Bluetoothイヤホン
ソニーのオープンイヤー型Bluetoothイヤホンです。
耳に入れる部分の形が特徴的で、周囲の音を拾いやすくなっています。
耳への装着方法は下掛けスタイルになっていて、メガネをかけても干渉しづらいです。
audio-technicaのオープンイヤー型Bluetoothイヤホン
audio-technicaのオープンイヤー型Bluetoothイヤホンです。
カラーバリエーションは6パターンです。ホワイト、ブラック、ピンク、ブルー、ベージュ、レッドです。
9時間連続再生で、夜中に充電しておけば一日中利用することができます。
JVCケンウッドのオープンイヤー型Bluetoothイヤホン
JVCケンウッドのオープンイヤー型Bluetoothイヤホンです。
カラーバリエーションはツートンカラーで4パターンあります。カーキ×ベージュ、ピンク×ブラウン、ブルー×グレー、レッド×ブラックです。
左右分離型|リモート会議用イヤホンマイク
オープンイヤー型のBluetoothのイヤホンの中で、左右分離型のイヤホンを紹介します。
左右分離型の特徴は、左右が線でつながっていないことです。
左右が線でつながっていないメリットは、ケーブルのわずらわしさがありません。
ケーブルが左右どちらかに寄ってしまって直す手間や、ケーブルと肌が触れ合う違和感から解放されます。
もう一つの特徴は、マイクが耳の横にあり、左右一体型に比べてマイクと口が離れてしまいます。
外で使う場合は周囲の雑音で声が相手に届きづらいこともありますが、在宅勤務であれば周囲の雑音が少ないためそれほど問題ありません。
声を出す先にマイクがないことに最初は違和感を感じますが、慣れれば大丈夫です。
BOSEのオープンイヤー型Bluetoothイヤホン
BOSEのオープンイヤー型Bluetoothイヤホンです。
イヤーピースの形がカナル型(密閉型)のようになっていますが、カナル型ほどの密閉感はありません。
色は白、黒の2パターンです。
HUAWEIのオープンイヤー型Bluetoothイヤホン
HUAWEIのオープンイヤー型Bluetoothイヤホンです。
カラーはホワイト、シルバーの2色です。
4.1g/個と軽量なため、ずっと装着していても疲れづらいです。
yobolaのオープンイヤー型Bluetoothイヤホン
yabolaのオープンイヤー型Bluetoothイヤホンです。
カラーは白、黒、ピンク、青の4色です。
yobola・・・?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、格安で購入できるため、まずはお試しにという方におすすめです。
私も購入してみましたが、全く問題なく利用できます。
まとめ
本記事では、在宅勤務でのリモート会議用イヤホンマイクの選び方とおすすめを紹介しました。
内容をまとめます。
ポイント
- 在宅勤務でのリモート会議用イヤホンマイクはオープンイヤー型(開放型)でBluetooth接続がおすすめ
- オープンイヤー型(開放型)なら、長時間の利用でも耳が圧迫されない
- Bluetooth接続なら、イヤホンジャックの形状に寄らず接続可能