在宅勤務を選択することによる一番のメリットは時間の確保です。
通勤時間にやっていたことを置き換えるも良し、全く別のことにチャレンジするも良しです。
有効活用の具体的なアイデアを記載します。
通勤時間に何をしていた?有効活用できる時間は?
出社を在宅勤務に切り替えることにより、自由に使える時間が確保できます。
自由に使える時間を何に使うか考える前に、出社時の通勤時間に何をしていたかリストアップしてみることをおすすめします。リストアップすることにより、何をどう変えるか考える材料とすることができます。
私の通勤時間は片道1時間、往復2時間です。下表に時間の利用方法を片道分で記載します。往復だと倍の時間になります。
経路 | 時間 | 手段 | 時間の利用方法 |
自宅→自宅最寄駅 | 15分 | 徒歩 | ・ウォーキング |
自宅最寄駅→会社最寄駅 | 30分 | 電車 | ・スマホゲーム ・ニュース閲覧 |
会社最寄駅→会社 | 15分 | 徒歩 | ・ウォーキング |
時間の利用方法別に1日単位でまとめると、私の場合は以下のように時間を利用していたことになります。
- ウォーキング:60分
- スマホゲーム:30分
- ニュース閲覧:30分
ウォーキングは15分×2経路×往復=60分ですが、まとめると結構な時間になることがわかります。在宅勤務が中心になると運動不足になりがちなので、運動量の維持のためには通勤時の運動時間が一つの目安になります。
スマホゲームは移動時間の暇つぶしにやっていますが、自由な時間が30分あったらスマホゲームをするか?という観点で時間の利用方法の検討ができます。
ご自身の時間の利用方法を思い浮かべていただいたら、在宅勤務の時にどう有効活用するか考えていきましょう。
在宅勤務で生み出した時間を利用してスキルアップに取り組む
在宅勤務で通勤時間がなくなったら、スキルアップに集中して取り組むことができます。
通勤しながらの勉強は、持ち運びできるスマホ・本などを用いたものに限定されてしまいますし、乗り換えのたびに出し入れするのが手間だったり、周囲の目線が気になったりしますよね。
家にいればなんでもできます。ペンを持って書くこともできますし、PCを使ったスキルアップの取り組みも可能です。
資格の勉強をする
資格勉強のゴールは資格試験への合格ですよね。
資格試験はマークシート形式、記述形式など様々ですが、解答するためには解答を導き出すためのプロセスをできるようになる必要があります。
参考書を読むだけでもプロセスの理解は可能ですが、一度読んだだけではなかなか覚えられないですよね。
自宅で資格勉強ができるのであれば、紙とペンを使って書きながらプロセスの習得が可能で、参考書を読むだけよりも記憶を定着させやすいです。
在宅勤務の日は資格勉強のために時間を利用するのはいかがでしょうか。
電子書籍を読む
通勤中に電子書籍を読む場合、満員電車や地下だと通信速度が遅くなって読みたいページがなかなか開けないことがありますよね。
自宅で書籍をダウンロードしておくという手もありますが、できるのであればアプリを開いたその時に読みたいと思った書籍をすぐに読みたいものです。
自宅であれば満員電車による通信速度低下は起こりづらく、Wi-Fiを利用することでデータ量も気にする必要がないので、ストレスなく読みたい書籍を読むことができます。
また、自宅であれば当たり前ですが、乗り換えのたびに電子書籍を出したりしまったり、周囲の人の目線を気にする必要もないです。
コーヒーを片手に快適な電子書籍を読む時間を作って見てはいかがでしょうか。
副業にチャレンジする
スキルアップを兼ねた新しいことへのチャレンジとして、副業を始めてみるのはいかがでしょうか。
通勤時間がなくなるとはいえ、そんなまとまった時間は確保できない!という方もいらっしゃると思います。
スキマ時間にコツコツできる副業がおすすめです。
通勤時間だった1時間のうち15分を副業に充てるという考え方でも、1週間あれば合計で1〜2時間確保することができます。
私は本業が在宅勤務中心になってから、ブログに挑戦しました。
在宅勤務での運動不足解消に取り組む
在宅勤務をするようになってから、運動不足を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
出社するためには、少なからず徒歩の時間があるはずですし、立ったまま電車に乗ることも一定の運動になっています。
働き方として在宅勤務が多い場合は、意識的に生活の中に運動を取り入れてみるのはいかがでしょうか。
在宅勤務でどれくらいの運動時間が失われたか
出社をしないで在宅勤務をすると、出社時に無意識にできていた運動がなされなくなってしまいます。
私の場合、片道15分×2経路=30分、往復60分程度のウォーキング時間が在宅勤務によって失われたことになります。
この時間を目安にして、毎日の運動の予定を立ててみるのはいかがでしょうか。
毎日どれくらいの時間の運動をするか
無理のない範囲で、毎日続けることが大切です。
良くない目標設定の例ですが、
「元々往復で60分間の徒歩の時間があったんだから、在宅勤務の日は必ず60分間ウォーキングしよう!」という高すぎる目標設定をしてしまうと、毎日継続することはとても難しいです。
出社する際は合計60分間の運動であったかもしれませんが、「連続」60分間ではないため、続けて60分間運動し続けるのは負担がかかります。
無理なく続けられる範囲の目標設定として、
- 「自宅→最寄駅の徒歩時間が15分だったから、毎朝15分間歩くようにしよう」
- 「早めに仕事が終わったら、夕飯前に15分間ウォーキングして身体のコリをほぐそう」
- 「雨だったら無理はしないで休もう」
くらいで良いのです。
「早めに仕事が終わったら、夕飯前に15分間ウォーキングして身体のコリをほぐそう」
「雨だったら無理はしないで休もう」
くらいで良いのです。
続けてみて、もっと運動したいなと思えたら目標を少し上げれば良いのです。在宅勤務で生み出した時間の範囲内であれば、生み出した時間を好きなだけ運動に充てることができます。
在宅勤務中に体を動かすタイミングを紹介した記事もご覧ください。
-
いつやる?在宅勤務中に体を動かすタイミング4選
続きを見る
リラックスできることに取り組む
在宅勤務ばかり続けていると気が滅入ってしまいますよね。
そんな時はリラックスできることに取り組んでみるのはいかがでしょうか。
時間を取って好きな音楽を聴く
音楽を聴く時、歩きながら、電車に乗りながら、作業しながらという方が多いのではないでしょうか。
日常に溶け込む音楽も良いですが、時間を取って集中して聴くと、新たな良さが発見できるものです。
在宅勤務で生み出した時間でゆっくり好きな音楽を聴いて、リラックスしてみるのはいかがでしょうか。
好きな動画を見る
忙しすぎて動画を見る時間がないという方もいらっしゃると思います。
在宅勤務で30分の時間が生み出せれば、30分枠のアニメなら通しで1話見ることができますし、1時間枠のドラマでも2回に分けて見ることができます。
興味はあったものの時間が取れずに見られていなかった動画や、昔見て気に入っている動画を再度見てみるのはいかがでしょうか。
好きな動画を見てリラックスすることで、在宅勤務をする時の集中力も高まるのでは。
ゆっくりとおいしいコーヒーを飲む
忙しい時の飲み物は、ただ喉を潤すことができれば良いですよね。
在宅勤務で自由な時間を作ることができたら、ちょっと時間をかけておいしいコーヒーをドリップしてみるのはいかがでしょうか。
お湯に溶かすだけのインスタントコーヒーもいいですが、ドリップが必要なコーヒーはインスタントでもおいしいです。
こだわり抜いた豆を挽くところからやってみるというのも、時間があればチャレンジすることができます。
「ああおいしい、今日も一日頑張ろう」とリラックスした状態で在宅勤務を始めるのはとても気分が良いですよ。
まとめ
この記事では在宅勤務で生み出した時間の有効活用のアイデアを記載しました。
内容を簡単にまとめます。
ポイント
- 通勤する時、何にどれくらい時間を使っていたか書き出してみる
- まとまった時間を使って資格勉強などのスキルアップにチャレンジする
- 意図せずできていた通勤時間の運動を、意図して在宅勤務前後に取り入れてみる
- 好きなものをゆっくり楽しむ時間を作ってリラックスする
在宅勤務のメリット・デメリットをまとめたこちらの記事もご覧ください。
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【継続3年目】社員目線:在宅勤務のメリット・デメリット
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